平成29年5月2日(火曜日)岐阜県、白川郷合掌造り集落 。せせらぎ公園駐車場近くの「野外博物館 合掌造り民家園」周辺は、なんと桜が満開でした。博物館なのでこの建物には人が住んでいる気配はありません。1995年に白川郷(岐阜県)・五箇山(富山県)の合掌造り集落は、世界文化遺産に登録されました。屋根の形が合掌した時の手の形に似ていることから「合掌造り(がっしょうづくり)」と呼ばれ、屋根の角度は45〜60度の急勾配で雪が降っても自重で落ちるように工夫されているそうです。荘川の流れがV字谷を形成し、河川たい積物上に集落が。日照時間が短く冬は寒く豪雪地帯であると想像できます。午後3時50分頃。駐車場周辺の道路が渋滞し、停めるのに1時間程かかり閉口しました。

荘川に架かる吊り橋を渡り住民が暮らしている萩町集落へ。人々が普通に暮らしていて驚きです。田畑も耕作中でした。水田は耕されたり水がはられたりしていました。田植えも近い事でしょう。観光客がたくさん訪れ、地元の皆さんは迷惑に思われるのでは。風が吹くのを待ち皐月晴れの空に鯉のぼりが元気に泳ぐ姿を表現できました。貴重な世界文化遺産を永遠に存続していただくよう願ってやみません。午後4時20分頃。夕方になり展望台まで行く時間をとれず、集落全体を撮影できなくて心残りです。
Nikon D7100(DX18-140ミリ)

長野市、地附山公園    信州花フェスタ2019