平成27年5月5日火曜日(こどもの日)長野市の善光寺は御開帳期間中(4月5日から5月31日)で大勢の参拝者で賑わいました。数えで7年に一度、丑年と未年の春に行われる善光寺最大の盛儀、御開帳。回向柱に触れると阿弥陀如来と縁が結ばれて「現当二世安楽」がもたらされると信じられ、全国から善男善女が訪れます。2時間半位並んでようやく回向柱に触れられた日もあったようです。平成27年3月14日に新幹線が金沢まで延伸され、北陸からの参拝者も増える事を願っています。善光寺御開帳と戸隠神社式年大祭の両方を参拝する「両詣」を行うと、いっそう御利益があるそうです。午後3時40分頃。今回の御開帳参拝者数は前回を34万人5%程上回り、707万7700人。善光寺御開帳奉賛会が、平成27年7月3日発表した今回の御開帳による県内の経済効果は、前回2009年を約153億円上回る1137億3千万円としました。ライトアップも効果があり、盛況でなによりでした。 |
平成27年5月6日水曜日(振替休日)長野市の戸隠神社式年大祭での重要な神事「渡御の儀」。宝光社の神様が御父神である中社の神様のもとに渡御され、父子のご対面をされます。そして約2週間の御同座を経て、宝光社へ環御されます。「環御の儀」は5月24日。約3キロメートルの道中を2時間程かけて進みます。ご神体をお護りする行列は、稚児・神楽装束・各地区の神楽などが連なり、荘厳かつ豪華絢爛です。ご神体はおみこしに。観光で活気のある地区は、祭りにも力が入ります。戸隠神社の式年大祭は、善光寺の御開帳と同じく、丑年と未年に行われます。午後3時半頃。 |